バチッ!
僕はいつものように駐車場のエレベータのボタンを足で押した。
車は毎日6階に停めている。
ボタンを蹴ってから、どれくらい待っただろう。
1時間…いや、1分も経たないうちにエレベータのドアが開いた。
エレベータには誰も乗っていない。
朝はいつもバタバタしている。
この日は遅刻ギリギリだった。
この日というか今朝だった。
トイレに行く暇もなく家を出たのでシッコがしたい。
6階なので1階までは少し時間がある。
僕は遅刻ギリギリだったので、ためらわずにおシッコをした。
どれくらい経っただろう。
5時間…いや、1分も経たないうちに1階についた。
ドアが開くとハゲた眼鏡のおっさんが立っている。
駐車場の管理人だ。
ハゲ「あのさ…」
僕(ハゲ)「いや、急いでるんで。」
食い気味にそう言うと、僕は会社へ小走りで向かった。
少し湿った僕の股間を、秋の冷たい風が吹き抜けて行った。
あのエレベータは監視されている。
僕はいつものように駐車場のエレベータのボタンを足で押した。
車は毎日6階に停めている。
ボタンを蹴ってから、どれくらい待っただろう。
1時間…いや、1分も経たないうちにエレベータのドアが開いた。
エレベータには誰も乗っていない。
朝はいつもバタバタしている。
この日は遅刻ギリギリだった。
この日というか今朝だった。
トイレに行く暇もなく家を出たのでシッコがしたい。
6階なので1階までは少し時間がある。
僕は遅刻ギリギリだったので、ためらわずにおシッコをした。
どれくらい経っただろう。
5時間…いや、1分も経たないうちに1階についた。
ドアが開くとハゲた眼鏡のおっさんが立っている。
駐車場の管理人だ。
ハゲ「あのさ…」
僕(ハゲ)「いや、急いでるんで。」
食い気味にそう言うと、僕は会社へ小走りで向かった。
少し湿った僕の股間を、秋の冷たい風が吹き抜けて行った。
あのエレベータは監視されている。
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人の形は美しくないと思った。
髪を立てても、化粧をしても、墨を入れても
人の形自体が美しくない。
美しい人も、あくまでも「人としては」美しいかもしれないけど
立体の物としては、とても変な形だ。
車とか、建造物とか、動物とか、
形が美しいと感じる物と比べると変な形だ。
客観的に「人」を見ようと思わなければ、気づかない。
人間を辞めて物を愛してしまう人、
人間をバラバラに解体して好きなように飾る人、
そういう人の感覚がなんとなくわかった日。
髪を立てても、化粧をしても、墨を入れても
人の形自体が美しくない。
美しい人も、あくまでも「人としては」美しいかもしれないけど
立体の物としては、とても変な形だ。
車とか、建造物とか、動物とか、
形が美しいと感じる物と比べると変な形だ。
客観的に「人」を見ようと思わなければ、気づかない。
人間を辞めて物を愛してしまう人、
人間をバラバラに解体して好きなように飾る人、
そういう人の感覚がなんとなくわかった日。
生きたいのに、生きられなかった人。
生きたいのに、生きることが辛すぎて
生きるのを辞めた君。
いろんなことを思い出してる。
皆それぞれ、さまざまな思いがあるはず。
何もかもが突然過ぎて、まだまだ受け入れられない。
生きたいのに、生きることが辛すぎて
生きるのを辞めた君。
いろんなことを思い出してる。
皆それぞれ、さまざまな思いがあるはず。
何もかもが突然過ぎて、まだまだ受け入れられない。