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生ハムメロン。略して『生ハメ』 | プー太郎 オフィシャルブログ
6 to 1
バチッ!

僕はいつものように駐車場のエレベータのボタンを足で押した。
車は毎日6階に停めている。

ボタンを蹴ってから、どれくらい待っただろう。
1時間…いや、1分も経たないうちにエレベータのドアが開いた。

エレベータには誰も乗っていない。

朝はいつもバタバタしている。
この日は遅刻ギリギリだった。
この日というか今朝だった。

トイレに行く暇もなく家を出たのでシッコがしたい。
6階なので1階までは少し時間がある。

僕は遅刻ギリギリだったので、ためらわずにおシッコをした。

どれくらい経っただろう。
5時間…いや、1分も経たないうちに1階についた。

ドアが開くとハゲた眼鏡のおっさんが立っている。
駐車場の管理人だ。

ハゲ「あのさ…」

僕(ハゲ)「いや、急いでるんで。」

食い気味にそう言うと、僕は会社へ小走りで向かった。

少し湿った僕の股間を、秋の冷たい風が吹き抜けて行った。

あのエレベータは監視されている。



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息吹
雨が降っている。



風が吹いている。



腹がくだっている。



肛門が荒れている。



それでも地球はまわっている。



人の形
人の形は美しくないと思った。

髪を立てても、化粧をしても、墨を入れても

人の形自体が美しくない。

美しい人も、あくまでも「人としては」美しいかもしれないけど

立体の物としては、とても変な形だ。

車とか、建造物とか、動物とか、

形が美しいと感じる物と比べると変な形だ。

客観的に「人」を見ようと思わなければ、気づかない。

人間を辞めて物を愛してしまう人、

人間をバラバラに解体して好きなように飾る人、

そういう人の感覚がなんとなくわかった日。



スイートドリーム
大きくなったらメロンになって
世界中を甘くしたいです。



覚醒中
生きたいのに、生きられなかった人。

生きたいのに、生きることが辛すぎて
生きるのを辞めた君。

いろんなことを思い出してる。

皆それぞれ、さまざまな思いがあるはず。

何もかもが突然過ぎて、まだまだ受け入れられない。


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